衆議院三重2区の川崎二郎議員(73)が、今期限りで引退する意向を固めたことがわかりました。

 関係者によりますと、川崎議員は地元の後援会の一部に対し、次の衆院選には出馬せず、今期限りで引退する意向を伝えたということです。

 川崎議員が73歳になったことで、自民党のルールにより比例代表との重複立候補ができなくなったことが理由とみられます。

 伊賀市出身の川崎議員は、1980年に初当選し現在12期目で、運輸相や厚生労働相などを歴任してきましたが、新たな区割りになった2017年の衆院選・三重2区で、現在の立憲民主党の中川正春議員(71)に敗れ、比例で復活当選していました。

 後継は長男で秘書の秀人氏を軸に調整を進めています。

 川崎議員は今週末にも記者会見し、引退を正式に表明する予定です。

 衆議院三重2区には、中川正春議員も立候補する見通しです。