2019年の『あいちトリエンナーレ』で抗議などが相次いだ企画展「表現の不自由展・その後」。6日から名古屋市でその作品を集めた展示会が始まり、会場近くでは抗議活動が行われています。

 名古屋市中区の市民ギャラリー栄で始まった展示会では、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」に出品された慰安婦問題を象徴する「少女像」などの作品が展示されています。

「表現の不自由展・その後」では、脅迫や抗議が相次ぎ一時展示が中止となったほか、愛知県の大村知事へのリコール運動にも発展しました。

 展示会は市民団体が主催していて、会場の外では開催に反対する抗議活動も行われています。

 展示会は7月11日までで、開催期間中も混乱が予想されます。