「コロナが続き、解放感味わいたい」海開きした海水浴場に“夏満喫”の姿 海の家は感染対策の一方で不安も
東海3県の多くの公立小中学校では、21日から夏休みがスタートします。夏休みの楽しみの1つが海水浴です。
去年は新型コロナの影響で海開きしなかった所もありましたが、今年はどうなのでしょうか。
愛知県内の多くの公立小中学校では、20日に終業式がありました。
東桜小学校の新井校長:
「いろいろな活動に制限があった1学期ですが、健康や安全に気をつけて、本当によく頑張りました」
名古屋市東区の東桜小学校では、新型コロナ対策としてそれぞれの教室でリモート形式で行われました。
小学4年生の女子児童:
「楽しいことがいっぱいあって、いろんなことができてよかったです」
ついに本格的な夏が到来。去年はコロナ禍の中で初めての夏ということもあり、海開きしなかった海水浴場も数多くありましたが…。
海水浴客:
「コロナが続いていたので解放感を味わいたいなと思って。去年行けなかったので」
別の海水浴客:
「きょうは人少ないですけど、人と(距離が)近くならないように」
知多半島の先端・南知多町内海の「千鳥ヶ浜海水浴場」は今年も海開きしました。
海で遊ぶ人多くはありませんが、早くも夏を満喫する人の姿が…。
海水浴には欠かせない海の家も。10店舗の海の家が集まる内海夢広場は、7月15日から営業をスタートしました。
内海夢広場の責任者:
「アクリル板を置いて、その前でお客と会話するようにしています。『マスク着用をお願いします』と表示しています」
新型コロナ対策として、スタッフには感染予防のマスクと手袋の着用を義務化。お客さんが使ったあとのテーブルやいすは1回ずつ除菌するなど、去年と同じく感染症対策を徹底しますが…。
内海夢広場の責任者:
「広場の中で感染者が出ないかというのはすごく不安です。他の海の家やお客にもご協力して頂いて、みんなで感染対策できればいいなと思います」
迎え入れる側、遊びに来る側、新型コロナを防ぐためそれぞれに協力が求められています。