障害者の就職先の選択肢を増やそうと、21の専門コースを備えた専門校が名古屋に開校しました。

 名古屋市天白区に開校したのは、18歳以上の障害者を対象にした専門校「ジョブズカレッジ」です。

 ITやデザイナーなど21の職業に特化した2年から4年のコースがあり、企業の担当者などから専門的な知識を学ぶことができます。

 8月2日に行われた授業では、好きなことや得意なことなどを紙に書き出し、将来自分が何をやりたいのかを考える演習が行われました。

 ジョブズカレッジの塚本翔大マネージャーは「企業と障害のある人のミスマッチを減らすことを大事にしていきたい。働くことをゴールにするのではなく、自分自身がやりたいという目標を持てること、目標に向かって行動できることを大事にしたい」と話していました。