
東京オリンピックアーチェリー男子団体で銅メダルを獲得した武藤弘樹選手に8月3日、所属チームのある豊田市から「スポーツ栄誉賞」が贈られました。
愛知県あま市出身で、トヨタ自動車に所属するアーチェリーの武藤弘樹選手(24)が3日午前、豊田市役所を訪れ、横断幕を持った職員らから出迎えを受けました。
そして太田稔彦豊田市長から武藤選手に「豊田市スポーツ栄誉賞」が贈られました。
武藤選手は、アーチェリー男子団体オランダとの3位決定戦のラストショットで、相手チームよりも中心に近い場所に矢を刺し、日本チームの銅メダル獲得の立役者となりました。
武藤選手は「やってきたことを出し切ろうと思っていました。いい場面が出せた。メダルが取れてよかった」とコメントしました。
太田市長から「高校時代には1日に721本の矢を打ったこともあるそうですね?」と聞かれると、武藤選手は「今はそれ以上打っています。冬場は1日に1000本以上打ちます」と答えていました。
豊田市スポーツ栄誉賞は、優秀な成績を収めた人を称えようと2016年8月に創設され、東京オリンピックで金メダルを獲得したトヨタ自動車ソフトボール部の後藤希友投手ら4人にも贈られています。