岐阜県では8日、新たに49人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。新たに3つのクラスターが発表されています。

 感染が確認されたのは、岐阜市や各務原市に住む10代から90代までの49人です。

 各務原市に住む30代から90代までの男女5人は、いずれも市内の高齢者福祉施設の利用者や職員です。関連する感染者はこれで7人となり、県は新たなクラスターに認定しました。この感染者7人のうち施設利用者の3人は、すでにワクチンを接種していたということです。

 北方町に住む外国籍の20代男性は、すでに感染が判明している同じ国籍の3人と同居していたということです。関連する感染者は4人となり、クラスターに認定されています。

 川辺町の10代の女の子と可児市の10代の男の子は、8月7日に感染が判明した可児市の10代の男の子と飲食店で食事をするなど、長時間にわたり一緒に過ごしていたということです。一連の感染者が5人になり、新たにクラスターに認定されました。

 すでにクラスターに認定されている中津川市の飲食店では、新たに従業員3人と利用客の知人1人に感染が判明しました。

 岐阜県の7日時点の病床使用率は20.7%、8日時点の重症者数は4人となっています。