愛知県豊橋市は、マンション1棟の下水道使用料金で計約510万円の請求漏れがあったと発表しました。

 豊橋市によりますと、請求漏れがあったのは、20室ある市内の賃貸マンションで、2007年からおよそ14年半にわたって下水道の使用料金が請求されていませんでした。

 請求漏れは計約510万円にのぼりますが、このうち320万円ほどについては、すでに時効となっているため、追加で請求することはできないということです。

 このマンションでは、2006年に浄化槽から下水道に切り替えられましたが、その際にマンション側が誤った水道契約番号を記載した申請書を提出したことで、下水道を使用していないことになっていて、市の担当者も申請書のチェックを怠っていたということです。

 豊橋市は今後、契約者を個別に訪問し、計約186万円の支払いを求める方針ですが、最も高い人では約22万円が請求されるということです。