三重県で9月から開催が予定されていた国体が中止となったことを受け、28日、大会をPRする看板などが撤去されました。

 三重県庁では28日、職員や業者らが開催中止が決まった「三重とこわか国体」や全国障害者スポーツ大会の「とこわか大会」をPRする看板などを撤去しました。

 国体の開催をめぐっては、8月25日に県やスポーツ庁などが協議し、「新型コロナウイルスの感染拡大で、安全確保に万全を期することは困難」として中止を決めました。

 県は9月、両大会の実行委員会の総会を開き、延期での開催を日本スポーツ協会に要望するか協議することにしています。

 延期の場合、三重県での開催は6年後の2027年になる見込みです。