愛知県一宮市の県道で4日午前、車のボンネットの上に人を乗せたまま走行する危険な運転をドライブレコーダーが捉えていました。

 片側1車線の道路を走る車に備えつけられたドライブレコーダーの映像。すれ違う軽自動車をよく見ると…なんと、ボンネットの上に人が座っています。

 これは4日午前10時半ごろ、愛知県一宮市浅井町の県道で撮影されたドライブレコーダーの映像です。

 道路沿いの店舗から出てきた車の後方から、問題の軽自動車が現れます。動画を撮影した男性は…。

撮影した男性:
「当時、前方から車が走ってきた時は、ボンネットに乗っていた人が手を上げているような、ふざけて乗っているような感じだった。ちょうどその車の前に(スタンドから)車が出てきて、運転手がブレーキを踏んだか何かで、車にしがみつくような感じで危ない状況だった」

 撮影者の男性によると、ボンネットに乗っていたのは20代くらいの男性で、悪ふざけをしているように見えたといいます。

 6日に現場の道路を訪れてみると、片側1車線の道路をほとんど途切れることなく車が行き交っていました。男性は、もしボンネットから人が振り落とされていたら大事故につながったのではないかと振り返ります。

撮影した男性:
「交通量もありますし、両サイドに路肩もありますので回避は難しいですね」

 大事故にもつながりかねない危険な走行。これまでのところ、警察に通報などは入っていないということです。

※画像と動画は撮影者提供