名古屋市は、新型コロナに感染していた30代の男性が死亡したことを6日、発表しました。男性は自宅で療養していました。

 市によりますと、30代男性は8月29日に感染が判明しましたが、当時の症状は39度台の発熱のみだったため「軽症」と判断され、自宅療養を続けていました。

 しかし、9月3日から男性と連絡がとれなくなったため、職場の上司が5日に男性の家を訪れたところ、死亡していたということです。

 男性は1人暮らしで基礎疾患はありませんでしたが、重症化のリスクが高い「肥満」で、まだ一度もワクチンを接種していませんでした。

 市の自宅療養者数は7800人を越えていて、市は本人と連絡がつかない場合の対応を検討するとしています。