トヨタ自動車は車に搭載する電池の開発や生産に、およそ1兆5000億円を投資する方針を発表しました。

 トヨタ自動車は7日に開いたオンライン会見で、電気自動車やハイブリッド車などに搭載する電池の開発や生産のため、2030年までに1兆5000億円の投資をすると明らかにしました。

 この投資により、国内外の工場に電池の生産ラインをおよそ70本整備する計画で、車1台あたりにかかる電池のコストを現在の半分にまで削減するとしています。

 二酸化炭素の排出ゼロを目指す「カーボンニュートラル」に向け、世界で車の電動化が加速する中、トヨタは2030年に電動車を800万台販売する目標を掲げています。