愛知県碧南市の中学校で6日、教師が生徒に新型コロナのワクチンを接種したかどうか確認するため、挙手させていたことが分かりました。

 碧南市教育委員会によりますと、市内の中学校で6日、公民を担当する教師が3年生のすべてのクラスで、授業をした際にコロナのワクチン接種をしたかどうかを聞き、挙手をさせたということです。

 7日に犬山市でも同様の問題があったことを受け、市教委が市内の小中学校に聞き取り調査をしたところ発覚しました。

 市教委は「どういう理由であれ不適切だ」とし、学校側はすでに生徒らに謝罪し、保護者に対しても謝罪文を出して説明したということです。

 市教委は、各学校の校長に改めて配慮するよう通告するなど、再発防止に努めるとしています。