東京オリンピックで、日本ゴルフ界初のメダル獲得の偉業を成し遂げた稲見萌寧選手が、ストロングポイントについて語りました。

 歴史を塗り替え、一躍時の人となった稲見選手。先週行われた日本女子プロゴルフ選手権でも優勝するなど、今シーズン8勝。

 ストロングポイントは「正確無比なショット力」。この武器を手に入れるために、10歳の時から1日10時間の練習を続けていて、満足いくショットが打てず涙を流すこともありました。

 理想のショットを追い求め、筋力トレーニングやボクシングも。プロゴルファーとは思えないハードな練習メニューが強靭な下半身・体幹を作り、正確無比なショットを生み出しました。

稲見選手:
「(筋力アップで)服が入らなくなってきました。腰のキレとか上半身のねじれとかがスムーズに動くというか、体が動く状態になったなというのはあります」

 オリンピックでもフェアウェイキープ率でトップに立つなど、そのショットが世界で通用することを証明した稲見選手。世界と戦った日本のヒロイン。この秋、新南愛知での「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で目指すものとは…。

稲見選手:
「一番の目標は、どんなに調子が悪くてもぶっちぎりでずっと勝ち続けることです。もう無双状態になりたいです」