江戸時代に治安維持を担っていた町奉行の十手や触書などを集めた展示会が、愛知県岡崎市で開かれています。

 会場には、江戸時代の町奉行が使用した十手や捕縄などのほか、庶民に対し法令などを公布した触書など175点が展示されています。

 放火や強盗などの凶悪犯罪を取り締まる際に使われた十手は、武骨で大振りな造りとなっています。

 また、岡崎市の若宮八幡宮に所蔵されている触書は、1837年に起きた大塩平八郎の乱で指名手配された人の人相が記されています。

 この展示会は11月14日まで開かれています。