衆議院選挙が19日公示され、東海3県では24の選挙区に、これまでに合わせて67人が立候補を届け出ています。※19日午前11時45分時点

 このうち三重4区では、これまでに届け出順にいずれも新人で共産党の中川民英さん(54)、立憲民主党の坊農秀治さん(49)、自民党の鈴木英敬さん(47)の3人が立候補を届け出ています。

中川民英氏(共産・新):
「今の新自由主義、これを変えていこう。国民の収入は激減して、そして大企業、大資産家だけがもうかっていく、こういう政治がありました。それを変えていこう」

坊農秀治氏(立憲・新):
「これまでのコロナ禍で傷ついた暮らし・生活・生業をどういう風に立て直す仕組みを作っていくのか。必要な法整備や予算組みをするべき時なんです」

鈴木英敬氏(自民・新):
「人口減少に立ち向かう。そのためにこの地域の基幹産業の活性化、その農業の人材確保や価格の下落の対策、そして基盤整備。こういうことをしっかりやっていかなければならない」

 東海3県の24の選挙区では、これまでに合わせて67人が立候補を届け出ています。(※19日午前11時45分時点)

 このうち15の選挙区では立憲や共産など野党5党が候補者を1本化していて、どこまで自公政権の批判票の受け皿となれるかが注目されます。

 また、新型コロナ対策やアフターコロナを見据えた経済政策が主な争点となっていて、各党は「成長と分配」の方法などを巡って論戦を繰り広げています。

 投票日は10月31日で、即日開票されます。