新型コロナのワクチン接種や陰性を確認し、観客数の上限を緩和する2回目の実証実験が、愛知県の豊田スタジアムで行われました。

 実証実験は豊田スタジアムで開催された名古屋グランパスの試合で行われ、ワクチンの「2回接種」か「陰性」の証明書を提示した人を対象に、観客数の上限を緩和する形で行われました。

 2回目となる今回は現在の上限とされる「1万人」に対して1万3000人分を追加し、合わせて2万3000枚のチケットが販売されました。

 さらに、1回目の実験では横並びで座ることは認めていませんでしたが、今回は一部の座席で隣との間隔をあけずに座ることができるエリアを設けました。

 名古屋グランパスは今後の試合でも、段階的に販売するチケットの数を増やし入場できる観客数を引き上げていくことにしています。