10日午前、愛知県春日井市の「名二環」で、防音壁の一部がワイヤーで宙吊りの状態になっているのが見つかりました。

 高速道路で壁の一部が宙吊りに。真下には国道が通っていました。

 10日午前8時ごろ、愛知県春日井市を通る『名二環』外回りで、「トラックのドライバーがドアミラーを壁に接触させたみたいだ」などと警察に通報がありました。

 警察が現場を確認すると、壁の上部に設置されている防音壁3枚が倒れ、ワイヤーで宙づりになっているのが見つかったということです。

 防音壁が落下する恐れがあることから、現場の下を通る国道302号では、春日井市から名古屋市北区までの一部区間がおよそ5時間にわたり通行止めになりました。

 防音壁は1枚あたり幅2メートル、重さ10キロほどある金属製のパネルで、すでに撤去作業は終了しています。

 警察はトラックの衝突によって防音壁が倒れたとみて詳しく調べています。