4年に一度、オリンピックをかけた全日本フィギュア。その出場権をかけ、先週末に行われたフィギュアスケート西日本選手権。

 ショートでトップに立った中京大学の山下真瑚選手(18)。フリーでは久々に試合で3回転のコンビネーションジャンプを決めます。

 結果は全体3位で、年末の全日本選手権への切符をつかみました。

 そしてもう1人、中京大学の荒木菜那選手(19)。愛知県東浦町出身で、ジュニア時代には全日本選手権に2度出場しています。

 この春から山田満知子コーチのもとで練習をし、シニアで初めての全日本の切符をかけた戦いです。

 演技序盤でジャンプにミスが出ますが、そこから気持ちを切り替え、安定した演技。ショート3位からの逆転優勝で、見事全日本選手権出場を決めました。

荒木選手:
「全日本に出場したいという気持ちだけでここまで頑張ってきたので、それがこういう結果に表れてすごくうれしいなと思います」