商店街にある老舗和菓子店の壁に描かれた大きな落書き。名古屋市の熱田商店街では11日、まちづくりに協力している名古屋学院大学の学生4人が、スプレーで書かれた落書きの上にペンキを塗って消していきました。

 ほとんどの学生が初めてのペンキ塗りでしたが、道具の準備などを請け負った塗装職人にコツを聞きながら進めていくと、大きな落書きがみるみるうちに真っ白に…。

 午前10時過ぎから始めた作業は1時間ほどで終わり、学生もすっきりした表情で作業着を脱いでいました。

 この商店街には、他にも大きな落書きが少なくとも3つはあるということで、名古屋学院大学の水野晶夫教授は今後も続けていきたいと話していました。