リニア中央新幹線のトンネル工事で2人が死傷した10月の事故などを受け16日、三重県志摩市のトンネル工事現場で緊急パトロールが行われました。

 安全確認のパトロールが行われたのは、志摩市磯部町の国道167号線のトンネル工事現場で、伊勢労働基準監督署の署長らが、火薬を使った発破作業などの安全対策を確認しました。

 また労基署の署長らは、実際に工事中のトンネルに入り、およそ600メートルにわたって土砂の搬出作業などを確認しました。

伊勢労働基準監督署の署長:
「ガイドラインに沿いながら、安全に作業して頂ければありがたい。メンタルの面でも安全に気を付けて頂いて、作業を最後まで遂行して頂ければありがたいと思います」