名古屋市南区の大同病院で、1歳の男の子が死亡する医療事故があり、病院が「スタッフの意思疎通が不十分だった」とする調査結果を公表しました。

 大同病院では去年12月、入院していた1歳の男の子の呼吸を助けるために気管に通していたチューブが外れ、死亡する事故がありました。

 事故の原因について報告書では、男の子の気管からチューブの先端が外れていたにもかかわらずスタッフの意思疎通が不十分で、口や鼻からの人工呼吸に切り替えるタイミングが遅れたとしています。

 取材に対し大同病院は「ホームページで公表した報告書以上のことは答えられない」とコメントしています。