三重県では、20日に国内で確認されたオミクロン株の陽性者14人と同じ飛行機に乗っていた濃厚接触者として県内在住の人が6人いることがわかりました。

 21日、新型コロナウイルスの感染者は確認されませんでした。

 三重県によりますと、20日に国内で確認されたオミクロン株の陽性者の濃厚接触者6人のうち、12月12日に、2人がパリから関西空港行き、1人がサンフランシスコから関西空港行き、13日に1人がロンドンから関西空港行き、15日に1人がホノルルから関西空港行き、16日に1人がシカゴから成田空港行きに乗っていたということです。

 県は6人の年齢・性別・国籍などは公表していません。6人はいずれも空港検疫所の検査で陰性が確認されていて、これまで症状は無く、体調不良も訴えていないということです。

 6人の中にはすでに帰宅していた人もいて、公共交通機関を使わずに帰宅したということです。

 現在6人はいずれも県内の宿泊療養施設で経過観察を受けています。三重県でオミクロン株の濃厚接触者が確認されたのは、これで31人となります。

 21日時点の病床使用率は0.2%で、重症者はゼロです。