岐阜県では7日、新たに52人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。1日の新規感染者が50人を超えるのは去年9月22日以来です。

 感染がわかったのは0歳児から90代までの52人です。

 新たなクラスターが2つ確認されていて、可児市と美濃加茂市に住む20代男性5人が感染したクラスターは、年末から年始にかけて複数回にわたって共に飲食や県外へ出かけるなどしていたということです。

 また、年末に瑞穂市の自宅で4家族13人が集まって食事をしていて、このうち6人の感染がわかりクラスターとなっています。この6人は変異株検査の結果、オミクロン株の可能性が高いということです。

 7日の会見で県の健康福祉部の堀裕行部長は「オミクロン株が疑われる事例に関しては、感染が広がる速度が速い」と懸念を示しました。

 病床使用率は6日時点で7.5%、重症者は0人です。