愛知県では24日、新たに2492人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。感染が判明したのは、10歳未満から90歳以上までの2492人で、月曜日の新規感染者数としては初めて2000人を上回りました。

 内訳は名古屋市が1023人、豊橋市と岡崎市がそれぞれ134人、豊田市が81人、一宮市が69人などとなっています。

 感染して入院していた一宮市と名古屋市の高齢者計3人が亡くなったことも発表されました。

 1月23日時点で県が認定しているクラスターは33件あり、種類で分けると「保育施設・学校等」が19、「高齢者施設等」が7、「職場」が4、「医療機関」が2、「飲食店」が1で、「保育施設・学校等」が半分以上を占めています。

 19ある「保育施設・学校等」クラスターのうち保育施設が11と最も多く、名古屋市・豊橋市・岡崎市・豊田市・安城市・西尾市・愛西市・大府市で発生していて、このうち西尾市の保育施設では57人のクラスターとなっています。

 小学校や高校、大学の運動部などでもクラスターが複数確認されていて、県は「まん延防止措置」の一環として、時差登校や分散登校の検討、対外的な練習試合や合宿の自粛などを呼びかけています。