沖縄県に修学旅行中の愛知県立高校の生徒8人が、現地で新型コロナの陽性と判明しました。

 愛知県教育委員会によりますと、尾張地区の県立高校では、2年生の生徒と引率の教師らあわせて251人が、8日朝から修学旅行で沖縄県を訪れていました。

 その後、体調不良を訴えた生徒がいたため、学校が持参した抗原検査キットで8人に陽性が確認されたということです。

 このほか、体調不良を訴えている生徒1人を含む9人が、保健所の指示で沖縄県内の宿泊療養施設などに入所していて、その他の生徒については修学旅行を取りやめ、9日に愛知県に戻るということです。

 県教委では、まん延防止措置期間中の修学旅行の実施について慎重に判断するよう求めていますが、「このような事態になり重く受け止めている」としています。