名古屋市では10日、新たに1879人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。9人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの1879人です。このうち軽症が1679人とおよそ9割で、重症はゼロ、中等症が43人、無症状が157人です。

 年齢別では、10歳未満が248人、10代が261人、20代が301人、30代が276人、40代が277人、50代が167人、60代以上が349人で、20代の割合が減る一方、高齢者が増えています。

 市内では新たに8つの保育施設が臨時休園となり、あわせて7800人の園児に影響が出ているということです。

 感染者数は1週間前の2月3日に比べて600人ほど少なくなっていますが、市の担当者は陽性率が5割を超えて検査キットが不足していて、「検査ができればもっと数が増える可能性がある」と話しています。

 10日は新型コロナに感染していた80代の男性ら9人が亡くなったことも発表されています。