名古屋市は、新型コロナの感染者が出た保育園について、これまで臨時休園としていた対応を改め、原則休園しない方針を決めました。

 名古屋市はこれまで市内の保育園で感染者が出た場合、原則7日間の「臨時休園」としていましたが、22日から原則休園とせず保育を続けると発表しました。

 今後は濃厚接触者が特定できれば休園にはせず通えるようにします。

 感染が拡大したことで、名古屋市では現在95の保育園が臨時休園となり、およそ1万1000人の園児が通えない状況になっていて、保護者の負担が大きいことから対応を変更したということです。

 また、これまで家で面倒が見られる子どもについて登園を控えるよう呼びかけていましたが、3月1日からはすべての園児を受け入れる方針も示されました。