トヨタ自動車は4月の世界生産台数を当初の計画から下方修正すると発表しました。

 トヨタは世界的な半導体不足や新型コロナの感染拡大を受け、4月の世界生産台数を当初の計画からおよそ15万台引き下げ、国内25万台・海外50万台程になるとの見込みを明らかにしました。

 また、5月については当初の計画から10%程度、6月は5%程度の減少を見込んでいて、4月から3か月間の世界生産台数は、1カ月平均で80万台ほどになるとしています。

 トヨタはこれまでも相次いだ計画の変更によって生産現場に大きな負担がかかっていたことを受け、3か月先までの見通しを早めに示すことで、負担軽減を図りたいとしています。

 また、トヨタは今回の計画見直しに伴い、4月は国内5工場7ラインで最大9日間稼働を停止することも発表しました。