愛知県南知多町の廃業したホテルで19日夜、カーペットが燃える不審火がありました。警察は放火の可能性があるとみて調べています。

 19日午後9時ごろ、南知多町内海の廃業したホテル『プルメリア』で、「中から火が出ている」と近くを通りかかった男性から消防に通報がありました。

 消防車など7台が出て火はおよそ30分後に消し止められましたが、7階の廊下に置かれていたカーペットの一部が焼けました。ケガ人はいませんでした。

 警察によりますと、このホテルは廃業して以降、「廃墟の心霊スポット」として敷地に誰でも入れる状態だったということです。

 現場に火の気がないことから、警察は何者かが侵入して火をつけた可能性があるとみて調べています。