児童相談所と警察などが連携して、児童虐待の対応にあたる岐阜県の「こどもサポート総合センター」が、4月1日から業務が始まるのを前に、開所式が開かれました。

　4月1日から業務を始める「こどもサポート総合センター」は、児童相談所の職員と岐阜県警の警察官らが岐阜市の施設内にある同じ部屋に常駐し、緊密に連携しながら児童虐待の対応にあたります。

　児童相談所と警察が同じ部屋で対応にあたるのは全国初の取り組みで、情報共有などをスムーズに行えることで素早い対応が期待されています。

　岐阜県の古田知事は、「重篤なケースを見逃さない、しっかりと徹底していけるのではないかと大いに期待している」と話しています。