名古屋港水族館で飼育されていた白イルカ、ベルーガの「タアニャ」が死にました。

 タアニャは推定27歳のメスのベルーガで、2001年にロシアの水族館から名古屋港水族館に移り飼育が開始されました。

 2007年には、国内で2例目となる繁殖に成功したほか、ボールを使ってトレーニングをする姿が愛らしいとして人気を集めていました。

 水族館によりますと、10日午後1時すぎ、飼育員がプールの底に沈んでいるタアニャを見つけ、その後引き上げられ、死んでいることが確認されました。

 ベルーガは春の今の時期は繁殖期のため動きが活発になるということで、水中に設置されたコンクリート製の人工岩に頭から衝突したことが、死因と考えられるということです。

※画像と動画は名古屋港水族館提供