264人が犠牲となった中華航空機の墜落事故から、26日で28年が経ちます。事故現場となった県営名古屋空港の近くにある慰霊施設には、多くの遺族が訪れ祈りを捧げました。

 1994年4月26日に起きた事故では、台北発の中華航空機がパイロットの操縦ミスで着陸に失敗し墜落。乗客・乗員あわせて264人が死亡しました。

 慰霊式は新型コロナの影響で3年連続で中止されましたが、26日、慰霊施設には当時3歳で“奇跡の生存者”となった男性も訪れ、去年生まれたばかりの息子とともに、事故で亡くなった母親に祈りを捧げました。

事故の生存者:
「(去年)息子が生まれたので、天国のお母さんに会わせられてよかったなと思っています。一番若くして生き残ったので、自分が伝えていけたらなと思います」