雨模様となったGW初日は、3年ぶりに「行動制限なし」となったゴールデンウィークとあって、中部国際空港からの海外旅行が復活しました。

 新型コロナの感染拡大が始まった2020年は、国際線が全便欠航となったこともあり、出発ロビーは閑散としていましたが、今年は現地で入国する際や日本帰国時の隔離体制が緩和されたこともあり、GW期間中の国際線の予約者数はおよそ6600人と、去年と比べて6倍に増加。

 人気旅行先の一つ、バンコク行きの出発ロビーには朝から列ができていました。

タイへ行く男性:
「コロナ前から何回か旅行で行ったことがあって、ずっと行きたいなと思っていたんですけど。海とかプールとかに入ったり、マッサージを受けたりとかしようと思っています。これが海外旅行用の予防接種証明書になります」

 タイでは入国時にワクチン接種証明書が必要。さらに日本に帰る時にも、出国前72時間以内に受けた陰性証明が欠かせません。

 現地でコロナに感染すると帰国できなくなることに、不安の声も聞かれました。

男性:
「(コロナウイルスに)かかるとアウトだね」

別の男性:
「やっぱり怖いです。できるだけ人混みは避けたいですね」

 さらに、もう一つの不安要素が、旅行費用が嵩む原因となる「円安」。

男性:
「かなり気にしていますね。昨日も130円いっているので」

別の男性:
「厳しいです、本当に厳しい。今回はできるだけ節約しながら」