
三重県では5月2日、新たに226人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。19日続けて1週前の人数を下回っています。
感染がわかったのは、10歳未満から80代までの226人で、内訳は津市が57人、四日市市が37人、伊勢市が27人、鈴鹿市が18人、桑名市が14人などとなっていて、1週間前より73人減りました。
226人のうち20代以下の若年層が53.5%を占めています。
これまでに職員3人と入所者28人の合わせて31人に陽性が判明していて、4月30日に認定されていた県内の介護老人福祉施設のクラスターでは、新たに80代の女性入所者1人に陽性がわかりました。
この女性は4月に行われた1度目の検査では陰性でしたが、4月30日に発熱し38度台だったため、5月1日に再び検査をしたところ、陽性が判明しました。保健所は、検査で陰性だった入所者も注視して健康観察をするように施設側に要請しています。
また県は2日、前日に公表した退院者数に間違いがあったとして人数を訂正しました。県外の退院者数が5月1日は「3人増えていた」のを誤って「57人増えた」と発表していました。
県によりますと入力する職員が項目を間違えて入力していたということで、県内外合わせた正しい退院者数はこれまでに6万9968人となります。
2日は亡くなった人の発表はありませんでした。
2日時点の入院患者は91人で、病床使用率は18.0%、重症者は前日と変わらず3人です。自宅療養者数は前日から345人減って、3144人となっています。