老朽化で建て替えの計画が進む愛知県の東海市立文化センター。新たな施設の設計を手掛ける世界的建築家の隈研吾さんが9日、記者会見し、デザインを発表しました。

 隈さんは新国立競技場などの設計も手掛けた建築家で9日、東海市役所で会見し、建て替える文化センターのデザインを発表しました。

 東海市に伝わる「尾張横須賀まつり」の山車をモチーフにした丸みを帯びた屋根が特徴で、材料には主に愛知県産の木材が使われるということです。

隈研吾さん:
「(東海市には)生きた形で歴史があるということに感銘を受けまして。従来の文化施設の概念を超えた、日常に楽しんでいただける施設にデザインしております」

 東海市立文化センターは年内で閉館し、2023年から建て替え工事を進め、2025年春のオープンを目指すということです。