愛知県では5月9日、新たに1209人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 名古屋市が420人、一宮市が208人、岡崎市が81人、春日井市が48人、豊橋市と豊田市がそれぞれ41人などとなっています。

 5月6日まで9日続けて1週間前の人数を下回っていましたが、7日から9日までは3日続けて上回っています。

 9日は名古屋市で4人が亡くなったことも発表され、愛知県の死者は累計で2032人となりました。

 大村知事は感染状況について「全体としては引き続き減少傾向」との見方を示しましたが、「去年も大型連休で人が動いてぐっと(感染者数が)上がった」とし、連休明けの状況を注視していきたいと述べました。

 愛知県では9日から、旅行代金の一部を補助する「県民割」が再開しましたが、大村知事は「感染が急拡大した場合は、停止するということもありうる」としています。