岐阜県では5月16日、新たに309人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、基礎疾患のない20代男性を含む2人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から100歳以上の309人です。

 新たなクラスターも8件公表され、恵那市のこども園では園児15人や職員7人などあわせて23人に感染が確認されています。

 このこども園では感染した複数の職員が以前から咳やのどの痛みなどがありましたが、症状が軽く出勤を続けていたため感染が拡大したとみられています。

 このほか、岐阜市や瑞浪市、垂井町などの高齢者福祉施設でクラスターが公表されています。

 また16日は、大垣市の20代男性と岐阜市の70代男性が亡くなったことも発表されました。

 大垣市の20代の男性は基礎疾患はなく、ワクチンは2回接種を終えていましたが、感染がわかって入院していました。県内で基礎疾患がない20代の死亡が確認されるのは2例目です。

 岐阜市の70代男性は基礎疾患があり、ワクチンは2回接種済みで、入所していた施設で亡くなったあとに検査をしたところ、感染がわかったということです。

 県内の病床使用率は15日時点で29.5%、重症者は1人です。