愛知県では6月1日、新たに1642人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。5月25日から750人減っていて、13日続けて1週間前の人数を下回っています。

 内訳は名古屋市が561人、一宮市が100人、春日井市が76人、豊川市が66人、豊橋市が65人、豊田市が60人、岡崎市が51人などとなっています。

 1日は入院していた、基礎疾患のない高浜市の70代女性など4人が亡くなったことも発表されました。

 大村知事は感染状況について、「2月半ばにピークアウトして着実に減っている」と話し、3回目のワクチン接種の効果が出ているとの見方を示しました。

 県内では5月31日時点で3回目の接種率が56.16%、65歳以上では89.48%となっています。

 一方で、デルタ株が主だった「第5波」が2021年8月下旬にピークを迎えて9月以降急激に収束したのに比べ、今回の「第6波」の減り方は緩やかと指摘。オミクロン株「BA.2」の感染力が強いとして、基本的な感染防止対策は続けるよう県民に呼びかけました。