愛知県豊橋市の夏の風物詩、「ビール電車」が3年ぶりに復活します。

(リポート)
「派手な装飾の電車が入ってきました。ビールのイラストが描かれています」

 愛知県豊橋市の夏の風物詩「納涼ビール電車」。路面電車に乗って往復1時間半の道のりを生ビール飲み放題。30年の歴史がありますが、コロナの影響で2020年と2021年は中止に。

 今年は3年ぶりに復活し、6月10日のスタートを前に招待客らの試乗会が行われました。

招待客ら:
「すごく楽しみにしていました」

「少しずつこういう楽しいことができて、良いことだなと思います」

 冷たい生ビールはこれまでと同じですが、パーティション越しのエア乾杯で静かにスタートです。

 車内では、ビール以外に地元の日本酒も販売。

 ビール電車が始まった30年前からお酒を提供してきた「福井酒造」。中止の期間中は、ビール電車のイラストが描かれた商品をギフト用に販売したといいます。

 3年ぶりの開催に期待しながら、これまでの銘柄に加え、今年は豊橋の花火大会をイメージしたラベルの純米吟醸も新たに投入予定です。

福井社長:
「人を介して会いながら飲むのは、量も増えますのでいいなと思っています」

 7月までの予約はすでに8割ほど埋まっているという「ビール電車」。10日から9月25日までの運行です。