円安や原材料高などの影響で様々な食品も値上がりしていますが、帝国データバンクによりますと、この状態はしばらく続き、2022年中に合計でおよそ1万品目が値上げするとみられています。

「値下げ」に踏み切る企業もあります。全国356店舗、東海3県でも18店舗を展開している中華レストラン「バーミヤン」では、定番の人気メニューを2022年4月から値下げしました。

「ワンタン麺」は799円でしたが100円の値上げに。769円だった「油淋鶏」は70円値下げしました。看板商品の「バーミヤンラーメン」も、49円値下げし549円になっています。

 この値下げについて、「バーミヤン」を運営するすかいらーくグループ・広報室に聞いたところ「新型コロナが落ち付き、外食を楽しむお客様が戻ってきた。少しでも安く美味しい商品を食べて欲しい」ということで、仕入れや加工方法を見直し、食材などが高騰する中、値下げが実現したということです。

 ワタミが運営する「焼肉の和民」も、コロナで減ったお客さんが戻ってきたばかりということで、値下げに踏み切っています。

 例えば「角切りハラミ」を176円値下げし429円に。また「石焼ビビンバ」は440円値下げし、429円となっています。

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