16日、バンテリンドームで練習を行った中日ドラゴンズ。そこには16日から1軍に合流した京田陽太選手の姿がありました。投内連携などの練習に参加し、ショートとして精力的な動きをみせました。

 練習後、取材に応じた立浪監督は「京田がいない間は、三ツ俣も溝脇も頑張っていてくれたけれど、やはりずっと任せられるというところでは、京田にまだまだ頑張ってもらわないと。一回ファームに落としましたがまたいい形になってくれればなと思います」と期待を込めました。

 その上で、開幕から攻守にともに精彩を欠いていたことに触れ「確かに開幕からあれだけ結果が出ないと、元気がなく見えてしまうし、本人もいろいろと苦しんだと思うんですが、我々も手助けはしますが、その殻というのは自分で破っていかないとというところはありますね」と話し、「ちょっとシュンとするタイプの選手なので、そこはちょっと」と気持ちの面について指摘しました。

 さらに「あまり選手への集中攻撃と言うのは是非やめていただきたい。もちろんプロですから悪いと言われたり、叩かれたりはすることはあるかもしれないですが、ちょっとそれが行き過ぎているなと自分も思いますし、自分が何か言われる分には全然いいのですが、自分は選手を守る立場でもあるので、選手への集中攻撃は是非やめてもらいたい」と選手への度を越した批判などについてはやめてほしいと訴えました。

 17日から京田選手をスタメンで起用するつもりだと話した立浪監督。その起用に応えることができるのか、京田選手に注目が集まります。