南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、愛知県豊橋市で警察官らが実際の車を使った救助訓練を行いました。

 20日、愛知県警豊橋署で行われた訓練は、南海トラフ巨大地震などの大規模災害が起きた想定で行われ、警察官15人が参加しました。

 訓練では車の窓ガラスを割ったり、豊橋署に配備されているレスキュー車を使ってドアなどを外したりして、車内に閉じ込められた人を救助しました。

 また、横転した車両を人の力だけで揺らして、移動させる訓練も行なわれました。

 愛知県警豊橋署の担当者は「訓練で味わった感触をしっかりと覚え、現場に行ったときにすぐに対応できるようにしたい」と話していました。