愛知県の知多半島道路と伊勢湾岸自動車道を繋ぐ新たなJCTを、大府市に建設する方向で調整していることがわかりました。

 県などによりますと、新たなJCTの建設候補地は大府市共和町で、知多半島道路と伊勢湾岸自動車道が立体交差する地点の北東側を想定しています。

 現在、知多半島道路から伊勢湾岸道に乗り入れるためには、一旦料金所を出て一般道を経由する必要があり、周辺の一般道で渋滞が頻発することなどから新たなJCTの建設を求める声が上がっていました。

 新たなJCTが完成すれば、自動車関連企業が集まる西三河地区と、物流拠点の名古屋港や中部国際空港などが直接結ばれるため、地域の経済力強化も期待されています。