三重県南伊勢町の町立病院で、男性職員が現金1億5000万円以上を着服していた問題で、男性職員が懲戒免職となりました。

 28日付けで懲戒免職処分を受けたのは、町立南伊勢病院で会計を担当していた38歳の男性職員です。

 男性職員は2019年5月から今年6月頃にかけ、病院の預金通帳から勝手に現金を引き出すなどして、1億5000万円以上を着服していたことが町の調査で発覚していました。

 金の使い道について、男性職員は「アイドルのコンサートやインターネットゲームの課金に使った」と話していて、上下水道課に勤務していた2019年3月までにも現金500万円以上を着服していたということです。

 町は近く業務上横領の疑いで刑事告訴する方針です。