オリンピックで2連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手が、競技を引退し、プロに転向することを表明しました。名古屋の街の声やゆかりの人に話を聞きました。

羽生選手:
「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意いたしました」

 オリンピックで2度、金メダルを獲得してきた羽生選手が、競技から離れることに。これまで、名古屋でも華麗な滑りを見せてきました。

羽生選手(2014年):
「名古屋スケートフェスティバルは、アリーナ席にいる方々が厳しいんですよね。目が肥えているんですよ、名古屋の方々」

(リポート):
「名古屋の街の声を聞いてみます」

街の人:
「びっくり」
「もったいないなって思います」
「まだ現役第一線で頑張れるんじゃないかなと」

 多くのオリンピック選手たちを生み出してきた、中区大須のスケートリンクでは…。

小学6年生・スケート歴約7年:
「格好良くてジャンプの軸がきれいで、4回転半を前人未到の技で挑戦してくれる羽生選手の姿がとても頭に残っている」

小学5年生・スケート歴約3年:
「すごく自分に厳しくて、でも人に優しくて前向きに頑張っているから尊敬しています。羽生選手や浅田真央選手のようになりたいです」

 そして羽生選手と同い年のプロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんは…。

村上さん:
「とても本人が前を向いて、次に向かっていくことにすごくワクワクしているなと、言葉や表情から感じたので、私自身も本人の言葉を聞いていて、これからが楽しみな気持ちになりました。これからも一人のフィギュアスケーターとして私たちを引っ張っていってほしいなと思います」