岐阜県の西濃地方では大雨が降り続いていますが、「氾濫危険水位」に達した大垣市の杭瀬川(くいせがわ)の今をお伝えします。

 岐阜県大垣市の杭瀬川の赤坂大橋付近。普段の水位は大人の膝下ほどの、とても小さな川ですが、現在は増水して濁流が激しく流れています。

 大垣土木事務所は4日午後2時半ごろ、杭瀬川の水位が2m55cmと「いつ氾濫してもおかしくない状態」を示す、氾濫危険水位に達したと発表しました。

 県が発表する「氾濫危険情報」は、周辺市町村が避難指示を発令する目安となっていて、大垣市は午後2時半ごろ、大垣市赤坂東の692世帯2122人に避難指示を発令しました。今後、警戒が必要です。