愛知県犬山市の山林で9日、ワゴン車の中から小学生の姉と弟の遺体が見つかりました。自宅では母親が死亡していて、警察は連絡がつかなくなっている父親の行方を捜しています。

 9日午後5時半ごろ、犬山市八曽の道路で、崖から落ちそうな状態で停まっていたワゴン車の後部座席から、扶桑町に住む小学4年の姉(9)と小学1年の弟(6)が遺体で見つかりました。

 姉の胸のあたりや、車の外側には血の跡があったということです。

 また2人の自宅では、42歳の母親が死亡していて、家の中からは遺書が見つかったということです。

 3人の遺体に目立った外傷はなく、同居する父親と現在連絡がついていないことから、警察は父親が事情を知っているとみて行方を捜しています。