愛知県の大村知事は、県内46番目の警察署となる「大府署」の新設に向けて検討を始めることを表明しました。

 大村知事は29日午前の会見で、県内46番目の警察署として、現在東海署の管内にある大府市と、半田署管内の東浦町を所管する「大府署」の新設に向けた検討を始めると明らかにしました。

 大府市と東浦町の人口は近年増加傾向にありますが、いずれも現在は市町の外に位置する所轄の警察署までは距離があるため、住民の利便性の向上などに課題がありました。

 愛知県内で警察署が新設されれば2005年2月の「中部空港署」以来で、今後建設地や開設の時期を地元自治体などと調整するとしています。