4年後のアジア競技大会で名古屋にできる選手村について、大会前後の開発スケジュールが固まりました。

 2026年のアジア競技大会では、名古屋市港区の名古屋競馬場跡地が選手村となり、31日、中部電力を核とする事業者と愛知県、名古屋市が、大会前後の開発を円滑に実施する協定を結びました。

 計画では、跡地を住まいや学びなど3つのゾーンに分けて開発し、選手村として使用予定の分譲マンションは2024年度に工事を始め、複合商業施設などは大会後から着工し、2028年度以降の全面的な街開きを目指します。

 跡地に入る施設を巡っては、小牧市の誉高校が新校舎を建設し、普通科を移転させる方針を固めています。