三重県では9月5日、新たに830人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの830人で、四日市市で136人、松阪市で135人、津市で126人などとなっています。

 三重県の新規感染者数が1000人を下回るのは、7月19日の590人以来48日ぶりですが、県の担当者は「週末までの感染者数を見たうえで、確実に減少傾向にあるのか判断したい」としています。

 5日は、70代の女性1人と80代の女性2人の計3人が亡くなったことも発表されました。

 このうち、新型コロナとは別の理由で入院していた80代の女性は、9月1日に感染が判明し、その後体調が急変して4日に亡くなりました。この女性の死因について県は「新型コロナによるもの」としています。

 ほかの2人の女性は、いずれも新型コロナが死因ではないということです。

 三重県の5日時点での入院患者は、前日から6人増えて317人、病床使用率は54.0%で、前日から1.0ポイント上がっています。重症者は3人で、変わりません。

 自宅療養者数は929人減って1万9188人です。